カテゴリ:フィールドワーク( 40 )

あれもこれも六角形!六角堂(京都府京都市)

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だいぶ間が空きました;
18きっぷネタも溜まっていますが、先に季節も過ぎた桜の写真をば。
訪れたのは京都は四条烏丸と烏丸御池の間にある六角堂。
こういういつでも行けそうなところほど、普段なかなか行かないものです。
今回はしだれ桜が満開だということでのぞきに行ってみました。

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綺麗に広がる枝が見事。手前にいるのは十六羅漢像なのですが、かわいらしいお地蔵さんみたいです。

六角堂という名前が付いているだけに六角堂は本当に六角形です。
境内では他にもいろんな六角形を見つけましたよー。京都の中心といわれる「へそ石」も六角形。

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まさかここまで計算?!桜の花も六角形!

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しだれ桜の支え木も六角形に組んであったのでした。すごい凝り様。
六角堂のお隣は池坊の建物になっています。一般でも入れたので、上の階まで上がってみました。
上からみた六角堂。

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オー確かに六角形。そして池坊の中でも六角形探し!

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最後に自分用のお土産を物色。
鳩みくじはちょこんと木に止まったような姿がかわいらしいおみくじです。
隣にいる赤いダルマのようなやつは酉の土鈴。
かわいくて買おうとしたら、見本と箱の中が違うものだったんです。
でもどうしても欲しかったので見本を売ってくださいとお願いしたところ、半値で売っていただけました!
わーい!
お香を焚いてるところにずっと置いていたので黒ずんでますけど…
と言われましたが、そちらのほうが御利益もありそう。

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鳩みくじを売っているだけあってか、六角堂の境内には鳩がたくさんいます。
ここの鳩たちはえらい肥えてるし人慣れしてるしでびっくりしました。
鳩豆を売っているのでよく食べさせてもらってるんでしょうね。
何も持ってなくてもエサよこせーと近寄ってきます。
このあと図々しくも膝の上にまで乗ってきました(笑)。

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オフィス街の中にある京都らしいまったりとした空間。癒された!

旅行日:2010年3月31日
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by haruka9blog | 2010-05-03 22:00 | フィールドワーク

城下散策(岡山県津山市)

つやま自然のふしぎ館を出て、津山城の正門階段を登ります。
津山城は森忠政によって元和2年(1616年)に完成されたお城。
戦闘の地にはならなかったものの、火災と廃城令によって建物はなくなり、
現在は石垣とお堀そして2005年に再建された備中櫓が残る城跡です。
また鶴山公園として整備された津山城跡は、
毎年数千本の桜が花を咲かせる桜の名所としても有名です。

開花には早い時期だったのが残念!
この桜が一斉に咲いたら綺麗だろうなぁ。

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そうそう、実はこの津山市、B’zのボーカリスト稲葉さんの出身地でもあるんです。
ご実家のイナバ化粧品店まで足を延ばすファンも多いそうで、
「稲葉浩志君のメモリアルロードマップ」なんてのもありました。

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ところで鶴山公園に入るときに気付いたのですが、鶴山公園・津山郷土博物館・つやま自然のふしぎ館のうち2施設以上を訪れる際は、最初にまとめて入場券を購入すると割引価格になります!ちょっと損した。

鶴山公園に入るととなぜか動物園と書いてある場所を発見!
と言っても立派になった小学校の飼育小屋、といったかんじ。
中にはクジャクやアヒルなどが飼われています。
城と動物園という組み合わせって多い気がするけど、なんでなんだろ。

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ここから櫓を目指して階段を上っていきます。
津山城で何に一番感動したかといえば、この石垣。雄々しくて壮大な要塞です。
大股で階段を登りながら頂上を見上げるたびに感嘆。
石垣だけでこんなに感動するとは思っていませんでしたが、本当にこの石垣は一見の価値大有り!

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建物こそないものの御殿も面白い造りだったらしいです。
現在再建されている櫓が御殿の入り口で、他からは入れなかったそう。
なんだかそれって秘密の部屋みたいでワクワクする!
櫓を見学した後、天守閣跡まで登って津山を一望します。
この頂上に来るまでにだいぶ良い運動になったので清々しい気分。

お城を下りて今度は城東町並み保存地区へ向かいます。
ここは自転車じゃなくて歩いて行ったほうが良かったかも。
見落としたものも多かったので、再訪の機会があればもうちょっとじっくり歩いてみたいな。
行ってみたかったのがここ、保存地区の東端のほうにある「津山洋学資料館」です。

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こちらは現在閉鎖されている旧館で、現在は西へ離れたところに
新館(2010年3月19日開館)ができています。
でもこの建物が気になって…。
もとは銀行だったというこの建物は大正9年築。
銀行建築というと石造煉瓦造でずっしりしたイメージですが、
こちらは日本の木造建築に煉瓦造の塀がミックスされていて面白いです。
辺りをぐるりと回ってそろそろ津山駅へ戻ります。

亀甲・津山は真面目に歴史的なスポットを観光しつつ
珍なところも巡れたのでバランスの良い旅になになったかな。
旅に出るときはある程度の情報は仕入れますが、
実際に現地へ行ってみると思いがけない出会いや発見があって面白いです。
「つやま自然のふしぎ館」と「津山城跡」では特にそんなことを感じました。

旅行日:2010年3月17日
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by haruka9blog | 2010-03-29 21:54 | フィールドワーク

つやま自然のふしぎ館(岡山県津山市)

亀甲から津山へは電車で15分ほど。
ちょっと予定が遅れ気味だったので津山ではレンタサイクルを借りて散策することにしました。
レンタサイクルは2時間迄400円、後1時間ごとに100円也。
津山でまず訪れたのは津山駅の扇状機関車庫。
京都の梅小路に次ぐ日本で2番目の規模を誇る扇状機関車庫なんだとか。

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この津山駅には車庫と転車台(車両を回転させて方向転換する台)がなんと現役で残っているんです!
貴重な鉄道遺産ですね~!
車庫の中にはあのDE501とDD51が眠っています。
扇状機関車庫は一般公開日が決まっていて、普段は非公開のためあまり近づけませんでした。
ちょっと廃墟のようになった車庫がカッコいいです。
裏からもう一枚!

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ここからちょっと自転車をこいで津山城まで走ります。
津山城正門のすぐ下に次の目的地、「つやま自然のふしぎ館」です。

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初代館長の森本慶三氏が三十数年の年月をかけて自然科学の総合博物館として開館。
ワシントン条約が発効される以前に収集された希少動物の剥製も数多く展示されています。
建物は昔の高等学校を改装したもので、それもまたこの博物館に味を出しています。
中の展示はというと、古代生物にはじまり、人体模型とか胎児の標本(本物ホルマリン漬け)とか
人体骨格標本(これも本物)とか、さらには初代館長の遺言で自身の臓器も展示されています!
なんという心意気!
初代館長の森本慶三氏は内村鑑三に感化されたクリスチャンで、
随所にある説明書きからは自然と人体に深い畏敬の念を持っていたことが伺えます。

そんな初代館長さんがこちら。

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そしてこんな展示も。牛の胎児のミイラと一眼の豚。

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続いて貝類。
こちらの博物館は若かりし日の天皇陛下(当時皇太子殿下)もご見学されたようです。
昭和天皇ゆかりのミタマキガイにも説明がついていました。

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一種類の貝につき裏表が見えるようにキチンと2枚づつ展示されています。

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ツンとする防腐剤の臭いが胸を踊らせる昆虫類の展示室。

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紙の上がちょっとしたジオラマ標本になっているこちらの標本群は見飽きませんでした。
果樹につく害虫や、蚕についてのこのような標本は当時研究の必要があったことを思わせます。

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ここから2階・3階の展示室へ。
動物の剥製がメインとなる展示室です。
大きな動物の剥製は迫力がありますね~。
動物は生息地域ごとに分かれた展示をしています。
ちょうど津山へ行く3日ほど前に、東京の国立科学博物館を見学したのですが、
つやま自然のふしぎ館では国立科学博物館とは違う、剥製たちの生き生きした様子に気づきました。
今にも襲いかかりそうな猛獣、寝そべる草食動物…
背景も動物たちの住む環境をイメージした絵が描かれていて楽しい展示になっています。

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中には空を舞う剥製も!

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最後は日本の鉱石・岩石類が展示されています。
後ほど購入した書籍『つやま自然のふしぎ館』にも書かれていて、
実際その通りだったのですがここまでたどり着くのに疲れ果てて鉱石・岩石類はじっくり見れません…。
皆さんの来館時は、鉱石・岩石からスタートするのが良いかも、と館長さんはおすすめしています。
実は希少価値の高い鉱石や現在は閉山された多くの鉱山の鉱石を展示してあるんですよ。

つやま自然のふしぎ館では現在研究活動などは行っておらず、
古くなった標本の展示のみになっていますが、今では滅多に見られない標本も多く、
学術的に、また年月を経て歴史的にも価値の高い内容になっているんじゃないかと思います。
行って良かった!

旅行日:2010年3月17日
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by haruka9blog | 2010-03-25 21:48 | フィールドワーク

亀甲駅(岡山県美咲町)

春の18きっぷは各地で春の訪れを感じることができて楽しいですね。
今回行ってきたのは岡山県津山市。
そして津山へ行く途中にある岡山県美咲町の亀甲駅に寄ってきました。
ちょっと乗り換えを間違えたため、亀甲に着いたのは12時過ぎになりましたが、
京都を始発で出てちゃんと行けば11時前には着けます。

亀甲(かめのこう)でなにが見たかったかというと…これです。

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亀甲駅のカメの形をした駅舎です。普通の駅舎にボンとカメの頭をくっつけたような…。
でもよく見ると両目は時計で、屋根は亀甲模様になっていたりとなかなか凝っているんですね~。
駅舎の中にはリアルカメも飼われていました。

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亀甲駅という名前ですが亀甲は地名ではなく、
駅近くにある亀甲岩という不思議な伝説がある岩に由来しているそう。
こちらがその亀甲岩。言われてみれば亀の甲羅に見えます。

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亀甲岩伝説
「昔、ここで行き倒れた旅の巡礼者がいました。その人を哀れに思った村人がこの地に巡礼者を葬り、ねんごろに供養しました。すると、月の青い夜、巡礼者を埋葬した辺りから大きな岩が弘法大師の尊像を乗せてせり上がりました。この岩の形が亀に似ていたことから、その岩を亀甲岩と呼ぶようになりました。」

亀甲駅のある美咲町ではこの亀甲岩を地域のシンボルとして、まちづくりを行っているそうです。
駅舎を代表に、様々なところにカメをモチーフにしたものが見られます。
こちらは駅近くのバス待合所。
親子のカメになっています。

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最初に見たときはお尻側から見ていて、屋根が甲羅っぽいのにこれはカメじゃないんやなぁと思っていたら、周辺を散策して駅に戻るときに顔があることに気付きました。
にょきっと生えた頭がなんだかいやらs(ry

その名も亀橋、とか。

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町役場の時計とか。

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物産センターとか。

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そんなかんじでカメがたくさんいます。
いたるところにいるカメたちの他は特に何があるという感じでもない、山や田畑が広がる町です。
歩いているとタンポポやオオイヌノフグリ、ホトケノザなど春の草花が咲いていて田舎を思い出しました。

続いてはいよいよ津山に向かいます。

旅行日:2010年3月17日
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by haruka9blog | 2010-03-25 21:45 | フィールドワーク

春の訪れ 北野天満宮(京都府京都市)

先日は早朝から北野天満宮にいってきました。
お目当ては見頃を迎えた梅です。
辺りは梅の柔らかい香りが漂っています。

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受験シーズンの今、休日ともなると本殿は参拝客で長蛇の列ができますが、
平日の早朝は人も少なくて穏やかです。
ゆっくり写真を撮ったり梅香を楽しむことができました。

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天満宮には天神様の神使、牛の像があります。
撫で牛と言って、身体の治したい箇所を撫でてから撫で牛の同じ箇所を撫でるとご利益があるそうですよ。
参拝者にツヤツヤに磨かれた撫で牛は撫で心地が良くて、
全体的に撫でまわしてきました(笑)。
石の模様もすごくきれいです。

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梅花を楽しんだ後は北野天満宮前のとようけ茶屋でとようけ丼をいただきました。
とようけ茶屋では明治三十年創業とようけ屋山本さんのお豆腐料理が安価で楽しめます。
これまたよく長蛇の列ができるお店ですが、待つ価値ありですよ~。
とてもおいしかったので、自宅でも再現できないか挑戦中…。

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旅行日:2010年2月28日/2010年3月3日
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by haruka9blog | 2010-03-04 21:42 | フィールドワーク

竹島(愛知県蒲郡市)

旅も終盤。
ファンタジー館から浜沿いを歩いて、蒲郡一の景勝地、竹島へ向かいます。
潮干狩りでも人気のある三河湾に面しているので、浜には貝殻がたくさん打ち上げられています

夕暮れの竹島が見えてきました。
こうして見ると、故郷宮崎県の青島のようです。
どちらも島自体が天然記念物で、古来より神聖な場所として祀られています。
それから青島も竹島も干潮時には岸から島まで歩いていけるんですよ。
人力の及ばない自然の妙に昔の人は畏怖の念を感じたのでしょうね~。

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竹島の回りは30分ほどで一周できる遊歩道になっています。
美しい夕日を拝んで、今回の旅は終わりです。

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蒲郡、とっても楽しかったです。昔は華やかな場所だったのでしょう、
今は寂びれた感もありますが、その辺も含めてマニアにはたまらない観光地ができあがっています。
管理や費用の問題上、こういったスポットが次々閉鎖されていくのはわたしひとりでどうにかできる問題ではありませんが、行ける場所は積極的に巡って少しでも貢献したいものです。

蒲郡編は全記事書くのに一ヶ月もかかってしまいました!
もう春の18きっぷの季節ですね。
書き切れなかった冬の旅についてはまた後日投稿するとして、
春の旅について書いていきたいと思います。お楽しみに~。

旅行日:2010年1月10日
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by haruka9blog | 2010-03-03 21:39 | フィールドワーク

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)

続いてやってきたのは「蒲郡ファンタジー館」。
サイゾーで取り上げてたのがずっと気になっていて、今回の旅ではこれが本命でした。
入り口から昭和の香りが漂っています。

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延命山大秘殿は内容が秘宝館的なソレなのでパブリックな観光スポットではないのですが、こちらの蒲郡ファンタジー館はというと、観光マップにもしっかり載ってるし蒲郡の観光ポスターにも使われるし観光バスも止まってるしで、現役の観光スポットです。
それでもまぁもちろん変わったところでして、なんと貝殻で海底世界を作り上げたというミュージアム。
貝殻で世界を作る、とか聞くとグロッタやヴンダーカンマーを思い出して心躍ります。
とりあえず記念撮影!背景の竜宮城は全て貝殻で覆われています。

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入り口からこの濃さ!はやる気持ちを抑えつつさっそく中へ!

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ちょっと!これは、すごいぞ!!!

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なんなんだこの光景は!予想をはるかに超えたの密度と迫力!上から下までびっちりと貝殻で埋め尽くされています!

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まさに夢と幻想の世界!
この海底世界を作るために館内に集められた貝殻の数はなんと5,000万個。ごせんまんこって何個だ!
ここまできっちりびっしり並べられられると執念、というか制作者の精神を疑います。怖い(笑)。
しかしこの美と醜の際どいかんじがたまらない。
一体何が制作者をそこまでさせたのか…館の方にもっといろいろ聞いたらよかったな。

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人魚や女性像なんかの手の込みようには恐れ入りました。
肌の三次元的な曲面を覆い尽くす小さな貝殻。
さらに小さな貝殻を使い、こだわりの感じられる顔と乳房。
色の違う貝殻を使って局部の毛まで表現されています。

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こちらはまるでグロッタ(人口洞窟)。ウニとオウムガイで覆い尽くされたノーチラストンネル。

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メインフロアの竜宮城。岩や珊瑚、魚やエビ、どれも貝殻でできていています。
そして回る乙姫様と太郎たち。
愛知県は珍妙スポットが多くて、蒲郡以外でもこの手のものを見に行ったのですが、
だいたいみなさん回って光るのが好きなようです。

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なかなかちゃっかりした面も。

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最後に待っていたのはこれまたびっちりと貝殻で埋め尽くされた大壁画。
幅8メートル~くらいはあったんじゃないかと思います。
前面の通路が狭くてなかなか全体像が分かりづらいですが、
目の前にした瞬間に胃がギュっとなるくらいの迫力です。

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ここで貝殻回廊は終了。その先には化石や鉱物、貝殻の標本などちょっと学術的な展示がありました。
お土産屋さんでも貝殻で作った品々が販売されていましたよ。

いやーおもしろかった。ここは本当に、心から来てよかったと思います。
B級スポットや珍スポットとして紹介されることが多い
蒲郡ファンタジー館ですが、「B級」とか「珍」とか言うのは恐れ多い。
作品を作り上げた執念は超A級。
この迫力はぜひ身をもって体感してほしいです。
蒐集・装飾魂に打ちのめされてください。


旅行日:2010年1月10日
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by haruka9blog | 2010-02-18 21:30 | フィールドワーク

弘法山金剛寺(愛知県蒲郡市)

大秘殿に続いて向かうのは、駅を降りてからずっと気になっていたこちら。

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巨大な弘法大師像がある「弘法山金剛寺」へ向かいます。
どこに居ても見えるので、弘法さんが町を見守っているような感じですね。
弘法さんに近づくべく、大秘殿と道路を挟んで反対側の山へ登って行きます。
近づいてくると、いやほんとに大きい!!
見えにくいかもしれませんが、前に立つ人と比較してみてください。

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顔、怖!と思ってしまったのですが、地元の方曰く、「優しい目をしてらっしゃる」そう…。
地元の方に愛されている弘法さんなんですね!
こちらは弘法さんですが、そういうお話を聞くと大仏や大観音に見守られる町もいいものだなぁ、と思いました。

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近くに「ラバーズヒル(恋人達の丘)」という、鐘台とハートの南京錠を掛ける柵があるデートスポットもありました。今回は先を優先して行きませんでしたが、この記事を書くにあたりいろいろ検索してみたら、そこが昔はロープウェーの駅だったみたいです。

さてさて本堂へ向かいます。
本堂へ続く階段を上がると、どこからかシャラシャラと異国の鈴の音が…。
何かと思ったら、本堂横にチベット仏教風の塔が!

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マニ車なんかはあってもこんな塔まであるところってそうないですよね?
しかもこの横にはまだ建設中のマニ塔もありました。
異国風情のある装飾がおもしろいです。

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ここから山を下りていったん駅へ。
一駅移動して次の目的地へ向かいます。

の前に、ちょっと時間があったので竹島水族館へ行ってきました。
残り少ないカメラの電池をとっておきたかったので写真はありませんが、
なぜか懐かしく感じるような水族館でした。
近隣エリアからの家族連れが多くて、小さいながらもにぎわっています。
ショーが終わってもサービス精神旺盛なアシカさんや、
いろんな場所に掲示してある飼育員さんの豆知識など、動物もスタッフさんも温かくて楽しかったですよ~。


旅行日:2010年1月10日
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by haruka9blog | 2010-02-09 21:26 | フィールドワーク

延命山大聖寺大秘殿(愛知県蒲郡市)

ネットで見つけた、とある場所に行ってみたくて蒲郡にやってきました。
予想以上に濃い旅になりましたので、分けて投稿します。
蒲郡は海辺の町で、景勝地としても有名なところです。
かつて多くの文化人たちが愛した町なんだとか。

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「蒲郡なんてもうだめだよ、競艇しかない。」
なんて地元の方はおっしゃったのですが、いえいえ、蒲郡にはものすごいところがあります。
その名も「延命山大聖寺大秘殿」。
字面からなんとなくわかるとおり、秘仏寺であります。
山の上にあるこのお寺、外から入り口だけ見ても異様な雰囲気が漂いまくってます。

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入り口脇にはモダンな十二支菩薩たち。
このほかにも中国やインドネシアなどオリエンタル色の強い神仏像が並んでいます。

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このお寺がすごいのはただ秘仏を祀っているだけではありません。
「大洞窟延命十界めぐり」という怪しげな洞窟があるんです!
今回の旅は同行者がいたのですが、ここは本当に一人じゃなくて良かった!
そんな大洞窟延命十界めぐり、さっそくご覧ください。

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洞窟内はあちこちに仏像や仏壁画が安置してあります。

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しかしこんな調子で暗い洞窟が続く様子は、ありがたみよりだんだん恐怖を感じてきます…。

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ギャー!でた!!なぜか流血している像!!刺抜地蔵…らしい!地獄界などは表現が非常に生々しいです。

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菩薩像の並ぶ通路には丁寧に椅子が置かれていますが、ゆっくり長居する気には全くなれません!ここのBGMはもちろんお経です。

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キャッ!秘仏を祀っているお寺だからか、こんなセクシーな仏像もたくさんあります。バラナシ寺院とあるのでインドからやってきたようです。

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そして…性器もご神体として祀られています。なんというか、辺りににょきにょき生えてます。

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男性があれば女性も…。画像では見えませんが、こちらの「穴」にはお賽銭が詰まっています。

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こちらは48個の体位のレリーフ。一体一体が神様として安置されています。
こういう体位ものに弱い(笑)

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こんなところでもうわたしのカメラは電池切れ気味!新しいバッテリー買ったほうがいいかな…。でももうすぐ出口のようです。最後に姿を現したのはお料理の神様磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)。縦10メートル、横8メートルの大画像は間近に見るので大迫力。

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ここで大洞窟は終了!洞窟を出ると本堂につながっていて、秘仏大楽乗観世音菩薩を拝することができました。チベット・ラマ教の観音様で、なんともセクシーな腰つきです。パンフレットによると日本でラマ教の仏様が祀られているのはここだけ!とのこと。いいものを見れました。脇侍の2体も女性の仏像で、女性の願いを叶えてくれるそうですよ!

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実はこの大秘殿、三谷温泉という温泉街の中にあるお寺なんです。
だからちょっと秘宝館的な要素が強かったわけですね。
本堂から出ると受付のおばちゃんが、2人で回し飲みしてくださいと土鍋くらいはある大きな茶碗にお茶を点ててくれました。
お茶とストーブであったまりながら、次の目的地へ向けてしばし休憩です。


旅行日:2010年1月10日
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by haruka9blog | 2010-02-02 21:18 | フィールドワーク

島に溶け込む現代アート 直島(香川県直島町)

京都から18きっぷで行く旅記録、第1回は香川県直島町。
もともと美術が好きで展覧会を観たりしていく中で、段々とわたしたちと同じ時間を生きる現代アーティストにも興味を持ちはじめました。
直島といえば日本でも最高の現代アートコレクションを持つ島!
ぜひ訪れてみたい場所でした。

直島は岡山県と香川県の間、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。
この島は安藤忠雄設計の地中美術館をはじめ、島を舞台に数々のアートワークを行っています。
岡山の宇野港からフェリーで20分。直島までの道のりも期待感を高めてくれます。
ワクワク!

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直島が近づいてくるとだんだん落ち着かなくなります(笑)。
直島の宮浦港に到着して、まず出迎えてくれるのは「海の駅なおしま」。
棒の上に板が乗っかったようなこの建物は、妹島和世と西沢立衛のユニットSANAAによるものです。
SANAAは金沢21世紀美術館の設計などでもよく知られていますね。

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この海の駅で町の地図などゲットしておきます。
フェリーの時刻表も載っているのでしっかり確認してから探索開始!
直島は歩いても回れるし、レンタサイクルも利用できます。
ただし自転車は坂道が多いので注意!
そして道案内があまりない!
わたしは地元の方に呆れられるくらい超迷った!!

まずは家プロジェクトから回っていきます。家プロジェクトは、もともとあった古い建物を利用して建物まるごとアート作品にしてしまったものです。家プロジェクトは全部で7ヶ所。その中でもわたしが一番観たかったのが杉本博司の護王神社です。神社がアート作品?!わたしが訪れたときは一の鳥居の回りの朝顔がきれいに咲いていました。

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アート作品、と言っても神社。境内は静かな空気に包まれています。

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本殿に近づいてみると…

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本殿から地面に向かってガラスの階段が下りています。
この階段、実は地面を潜って地下にある石室まで伸びているんです!
作品は石室の中まで観ることができます。
懐中電灯を手に人一人がやっと通れるくらいの暗い通路を進むと、本殿の真下、石室へ着きます。
別世界までつながっているようなガラスの階段が、地上から漏れる光を受けてきらめく様子はとても神秘的。石室から出るときに見える、杉本氏の粋な計算も素敵です。

家プロジェクトで言うとジェームズ・タレルと安藤忠雄の南寺でも不思議体験ができました。
直島は観るだけじゃなくて体験できるインスタレーション作品が多くあるので、
現代アートに親しみのない方でもすごく楽しめていいですねー。

つづいてベネッセミュージアムへ。
こちらは美術館なので内部の写真は撮れなかったのですが、こちらも楽しめる作品が盛りだくさん!
館内を飛び出して野外にもたくさんの作品があって、それを探しにいくのも宝探しのようで楽しいです。
ここで観た草間彌生のかぼちゃは直島の景色の中で一際格好良くみえました。

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直島にコレクションされているアート作品は現地制作されたものが大半なので、
直島という環境に作品がしっくりとなじんでいるように思います。

そして地中美術館!この美術館が楽しみで楽しみで!
地中美術館へ行く際はまずチケットセンターでチケットを買ってから入館するのですが、そこで注意事項が。

「建物自体も作品ですので白い壁などに手を触れないでください。」

なんと!
美術館でそんなこと初めて言われました。
スタッフさんたちはみんな揃いの白衣を着ていて、それも作品の一部のようです。
うーん!これは期待が膨らみます。
地中美術館で展示されているのはクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリア、建築の安藤忠雄をいれて4人の作品だけなのですが、全てが恒久展示とあって各作品のための空間に細部までこだわりが感じられます。
ここでのお気に入りはウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノータイム」という作品。
ピタリと静止した球体とシンメトリーに配置されたオブジェクト達がつくりだす静謐な空気は、まるでヨーロッパの聖堂のようでした。

だいぶ日も傾いてきたのでもと来た宮浦港方面へ戻ります。
旅の疲れを癒すべく、最後に訪れたのは直島銭湯「Iラブ湯」!大竹伸朗が手掛けた銭湯です。
これが銭湯だとは思えませんねー!

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よく見てみると壁面を飾るオブジェクトひとつひとつがおもしろくて見飽きません。
銭湯内の写真は撮っていないのですが…大きなゾウがいます。メスです。
そこにもここにもいたるところにおもしろい要素が詰まってます。トイレまで要チェック!
2009年の夏に完成したばかりの新しいお風呂だったし、気持ちよかったー。

疲れを癒す、と言ってももうフェリーに乗る時間まであとわずか。
大急ぎで着替えてフェリーに乗りこみます。
出発前の船内から外を見下ろしてみると、公園のイスに座っている方々がいました。
この作品は人がいて作品になるんだなぁ…。

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直島で感じたのは、作品が島の環境に溶け込んでいるということ。
島の方たちはすごく優しくて道に迷った時は何度も助けてもらったのですが、
その方たちと接してみると、とっつきにくい印象のある現代アートをすごくポジティブに受け入れていました。
一見、現代アートとはいちばん縁遠そうなおじいちゃん、おばあちゃんが作品や島について説明してくれます。
これはすごい!
計画時には様々な問題や障害があったんじゃないかと推測しますが
、これだけ現地の人たちを取り込んでいるというのは、本当の意味で成功しているんですね。
まだまだいろんなアートプロジェクトが進行中なので、作品と直島の人たちに会いにまた足を運びたいと思います。

訪問日:2009年9月9日/2009年12月23日
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by haruka9blog | 2010-01-22 21:09 | フィールドワーク


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