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岩国石人形ミニ資料館(山口県岩国市)

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18きっぷで一度行ってみたかった岩国へ行ってきた。
岩国駅からバスで錦帯橋へ。
周辺を普通に観光するつもりでぶらぶらしてたんだけど、気になる施設を発見。

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「岩国石人形ミニ資料館」
石人形、馬鹿石とはいったい?さっそく中へ。

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展示されている石人形の正体は小石でできた15mmほどの小さなお人形でした。
わかるかなー。
ほら、それぞれ着物を着た人たちに見えませんか?

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実は、この人形を作ったのは人ではありません。
ニンギョウトビケラという昆虫が、川底の小石や砂を集めて作った巣なのです!
錦帯橋の下を流れる錦川の川の中の石にくっついているんだそう。
岩国の石人形は、江戸末期から現在までお土産品・民芸品として親しまれてきました。

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石人形の七福神。
あっちが弁天さんで、こっちがえべっさんかな~。
見立てるのも楽しい。

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超大作!石人形の大名行列。

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こちらが石人形職人のニンギョウトビケラ。
ミノムシのミノが石になったような感じですね。

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トビケラに石の代わりに金や宝石をまとわせた、フランス人アーティスト、ユベール・デュプラの作品。
アクセサリーにして身に付けたくなるキュートさ!

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館では石人形の伝説やお土産品としての石人形の歴史、石人形を使ったジオラマなどを展示しています。
長らく石人形の資料収集と研究を続けている館長さんの思いが詰まった施設です。

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そうそう、石人形を題材にした文学作品なんかも展示されているんだけど、わたしが思い出したのは『帝都物語』に登場する七福神の人形石。
展示ケースの中に帝都物語も入っていてニヤニヤしました。
(ところでいま帝都物語をペラペラ読み返してみたらこれめっちゃ面白い小説ですね。自分の知識が増えるたび、こんなところにこんな人物が登場してる!このエピソードがここに入るのか!とか気づく部分が増えていく。荒俣先生の知を集約した小説だわ。)

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さて、あなたの自宅には古い石人形や関連資料が眠っていたりしませんか?
現在も石人形資料館では資料収集を行っていますが、個人の力では限界があります。
古い石人形のお土産品が家に残っていた!とか関連書があった!という方はぜ石人形資料館まで知らせてみてください。

-- おまけ --

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錦帯橋のそばにあるソフトクリーム屋さん。
納豆味、ラーメン味、カレー味と珍奇なフレーバーが豊富です。
みぞれが降る冬に行ったのでわたしは遠慮しましたが、奇食好きの方どうぞ。

旅行日:2012年12月23日
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by haruka9blog | 2013-04-20 01:44 | フィールドワーク

驚異の部屋展 - 東京大学総合研究博物館小石川分館(東京都文京区)

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常設で「驚異の部屋展」をやっていると聞き、東京大学総合研究博物館小石川分館へ行ってきた。
小石川植物園内にあるこちらは展示物、什器、建物など、館を構成するすべてが調和していて全く素晴らしい。
訪問したのが2、3年前で今見返すと本当にまともな写真がない(視野が狭い!)んだけど、見ていただいたほうが早いので写真をメインにご紹介。

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バルコニーの天体望遠鏡。

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1階メインルーム。

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標本陳列棚。
梯子のついた壁面収納に憧れる。

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サルの頭骨。

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階段下の彫刻。

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美しい解剖トルソー。

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頭骨の収まったキャビネットとタイマイ。

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化石の棚。

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わらじみたい。

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角のある頭骨。

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対話する人骨。

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貝殻・鉱物と幾何学立体の展示。

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こういう類似形を並べられるとゾクゾクする。

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蒸気機関の模型。

驚異の部屋展は2006年6月~2012年9月までやっていて、現在は休館中。
次回の展示はいつになるかわからないけど、また素晴らしいコレクションが見られる機会を楽しみにしてる。

参考サイト:
東京大学総合研究博物館小石川分館
驚異の部屋展
旅行日:2010年10月23日
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by haruka9blog | 2013-03-14 23:24 | フィールドワーク

つやま自然のふしぎ館(岡山県津山市)

亀甲から津山へは電車で15分ほど。
ちょっと予定が遅れ気味だったので津山ではレンタサイクルを借りて散策することにしました。
レンタサイクルは2時間迄400円、後1時間ごとに100円也。
津山でまず訪れたのは津山駅の扇状機関車庫。
京都の梅小路に次ぐ日本で2番目の規模を誇る扇状機関車庫なんだとか。

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この津山駅には車庫と転車台(車両を回転させて方向転換する台)がなんと現役で残っているんです!
貴重な鉄道遺産ですね~!
車庫の中にはあのDE501とDD51が眠っています。
扇状機関車庫は一般公開日が決まっていて、普段は非公開のためあまり近づけませんでした。
ちょっと廃墟のようになった車庫がカッコいいです。
裏からもう一枚!

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ここからちょっと自転車をこいで津山城まで走ります。
津山城正門のすぐ下に次の目的地、「つやま自然のふしぎ館」です。

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初代館長の森本慶三氏が三十数年の年月をかけて自然科学の総合博物館として開館。
ワシントン条約が発効される以前に収集された希少動物の剥製も数多く展示されています。
建物は昔の高等学校を改装したもので、それもまたこの博物館に味を出しています。
中の展示はというと、古代生物にはじまり、人体模型とか胎児の標本(本物ホルマリン漬け)とか
人体骨格標本(これも本物)とか、さらには初代館長の遺言で自身の臓器も展示されています!
なんという心意気!
初代館長の森本慶三氏は内村鑑三に感化されたクリスチャンで、
随所にある説明書きからは自然と人体に深い畏敬の念を持っていたことが伺えます。

そんな初代館長さんがこちら。

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そしてこんな展示も。牛の胎児のミイラと一眼の豚。

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続いて貝類。
こちらの博物館は若かりし日の天皇陛下(当時皇太子殿下)もご見学されたようです。
昭和天皇ゆかりのミタマキガイにも説明がついていました。

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一種類の貝につき裏表が見えるようにキチンと2枚づつ展示されています。

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ツンとする防腐剤の臭いが胸を踊らせる昆虫類の展示室。

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紙の上がちょっとしたジオラマ標本になっているこちらの標本群は見飽きませんでした。
果樹につく害虫や、蚕についてのこのような標本は当時研究の必要があったことを思わせます。

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ここから2階・3階の展示室へ。
動物の剥製がメインとなる展示室です。
大きな動物の剥製は迫力がありますね~。
動物は生息地域ごとに分かれた展示をしています。
ちょうど津山へ行く3日ほど前に、東京の国立科学博物館を見学したのですが、
つやま自然のふしぎ館では国立科学博物館とは違う、剥製たちの生き生きした様子に気づきました。
今にも襲いかかりそうな猛獣、寝そべる草食動物…
背景も動物たちの住む環境をイメージした絵が描かれていて楽しい展示になっています。

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中には空を舞う剥製も!

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最後は日本の鉱石・岩石類が展示されています。
後ほど購入した書籍『つやま自然のふしぎ館』にも書かれていて、
実際その通りだったのですがここまでたどり着くのに疲れ果てて鉱石・岩石類はじっくり見れません…。
皆さんの来館時は、鉱石・岩石からスタートするのが良いかも、と館長さんはおすすめしています。
実は希少価値の高い鉱石や現在は閉山された多くの鉱山の鉱石を展示してあるんですよ。

つやま自然のふしぎ館では現在研究活動などは行っておらず、
古くなった標本の展示のみになっていますが、今では滅多に見られない標本も多く、
学術的に、また年月を経て歴史的にも価値の高い内容になっているんじゃないかと思います。
行って良かった!

旅行日:2010年3月17日
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by haruka9blog | 2010-03-25 21:48 | フィールドワーク


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