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亀甲駅(岡山県美咲町)

春の18きっぷは各地で春の訪れを感じることができて楽しいですね。
今回行ってきたのは岡山県津山市。
そして津山へ行く途中にある岡山県美咲町の亀甲駅に寄ってきました。
ちょっと乗り換えを間違えたため、亀甲に着いたのは12時過ぎになりましたが、
京都を始発で出てちゃんと行けば11時前には着けます。

亀甲(かめのこう)でなにが見たかったかというと…これです。

亀甲駅(岡山県美咲町)_d0251867_2146775.jpg


亀甲駅のカメの形をした駅舎です。普通の駅舎にボンとカメの頭をくっつけたような…。
でもよく見ると両目は時計で、屋根は亀甲模様になっていたりとなかなか凝っているんですね~。
駅舎の中にはリアルカメも飼われていました。

亀甲駅(岡山県美咲町)_d0251867_21464133.jpg


亀甲駅という名前ですが亀甲は地名ではなく、
駅近くにある亀甲岩という不思議な伝説がある岩に由来しているそう。
こちらがその亀甲岩。言われてみれば亀の甲羅に見えます。

亀甲駅(岡山県美咲町)_d0251867_21465547.jpg


亀甲岩伝説
「昔、ここで行き倒れた旅の巡礼者がいました。その人を哀れに思った村人がこの地に巡礼者を葬り、ねんごろに供養しました。すると、月の青い夜、巡礼者を埋葬した辺りから大きな岩が弘法大師の尊像を乗せてせり上がりました。この岩の形が亀に似ていたことから、その岩を亀甲岩と呼ぶようになりました。」

亀甲駅のある美咲町ではこの亀甲岩を地域のシンボルとして、まちづくりを行っているそうです。
駅舎を代表に、様々なところにカメをモチーフにしたものが見られます。
こちらは駅近くのバス待合所。
親子のカメになっています。

亀甲駅(岡山県美咲町)_d0251867_2147720.jpg


最初に見たときはお尻側から見ていて、屋根が甲羅っぽいのにこれはカメじゃないんやなぁと思っていたら、周辺を散策して駅に戻るときに顔があることに気付きました。
にょきっと生えた頭がなんだかいやらs(ry

その名も亀橋、とか。

亀甲駅(岡山県美咲町)_d0251867_21473112.jpg


町役場の時計とか。

亀甲駅(岡山県美咲町)_d0251867_21473731.jpg


物産センターとか。

亀甲駅(岡山県美咲町)_d0251867_21474542.jpg


そんなかんじでカメがたくさんいます。
いたるところにいるカメたちの他は特に何があるという感じでもない、山や田畑が広がる町です。
歩いているとタンポポやオオイヌノフグリ、ホトケノザなど春の草花が咲いていて田舎を思い出しました。

続いてはいよいよ津山に向かいます。

旅行日:2010年3月17日
# by haruka9blog | 2010-03-25 21:45 | フィールドワーク

春の訪れ 北野天満宮(京都府京都市)

先日は早朝から北野天満宮にいってきました。
お目当ては見頃を迎えた梅です。
辺りは梅の柔らかい香りが漂っています。

春の訪れ 北野天満宮(京都府京都市)_d0251867_214378.jpg


受験シーズンの今、休日ともなると本殿は参拝客で長蛇の列ができますが、
平日の早朝は人も少なくて穏やかです。
ゆっくり写真を撮ったり梅香を楽しむことができました。

春の訪れ 北野天満宮(京都府京都市)_d0251867_21432557.jpg


天満宮には天神様の神使、牛の像があります。
撫で牛と言って、身体の治したい箇所を撫でてから撫で牛の同じ箇所を撫でるとご利益があるそうですよ。
参拝者にツヤツヤに磨かれた撫で牛は撫で心地が良くて、
全体的に撫でまわしてきました(笑)。
石の模様もすごくきれいです。

春の訪れ 北野天満宮(京都府京都市)_d0251867_21434282.jpg


梅花を楽しんだ後は北野天満宮前のとようけ茶屋でとようけ丼をいただきました。
とようけ茶屋では明治三十年創業とようけ屋山本さんのお豆腐料理が安価で楽しめます。
これまたよく長蛇の列ができるお店ですが、待つ価値ありですよ~。
とてもおいしかったので、自宅でも再現できないか挑戦中…。

春の訪れ 北野天満宮(京都府京都市)_d0251867_2143598.jpg



旅行日:2010年2月28日/2010年3月3日
# by haruka9blog | 2010-03-04 21:42 | フィールドワーク

竹島(愛知県蒲郡市)

旅も終盤。
ファンタジー館から浜沿いを歩いて、蒲郡一の景勝地、竹島へ向かいます。
潮干狩りでも人気のある三河湾に面しているので、浜には貝殻がたくさん打ち上げられています

夕暮れの竹島が見えてきました。
こうして見ると、故郷宮崎県の青島のようです。
どちらも島自体が天然記念物で、古来より神聖な場所として祀られています。
それから青島も竹島も干潮時には岸から島まで歩いていけるんですよ。
人力の及ばない自然の妙に昔の人は畏怖の念を感じたのでしょうね~。

竹島(愛知県蒲郡市)_d0251867_21402086.jpg


竹島の回りは30分ほどで一周できる遊歩道になっています。
美しい夕日を拝んで、今回の旅は終わりです。

竹島(愛知県蒲郡市)_d0251867_21403224.jpg


蒲郡、とっても楽しかったです。昔は華やかな場所だったのでしょう、
今は寂びれた感もありますが、その辺も含めてマニアにはたまらない観光地ができあがっています。
管理や費用の問題上、こういったスポットが次々閉鎖されていくのはわたしひとりでどうにかできる問題ではありませんが、行ける場所は積極的に巡って少しでも貢献したいものです。

蒲郡編は全記事書くのに一ヶ月もかかってしまいました!
もう春の18きっぷの季節ですね。
書き切れなかった冬の旅についてはまた後日投稿するとして、
春の旅について書いていきたいと思います。お楽しみに~。

旅行日:2010年1月10日
# by haruka9blog | 2010-03-03 21:39 | フィールドワーク

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)

続いてやってきたのは「蒲郡ファンタジー館」。
サイゾーで取り上げてたのがずっと気になっていて、今回の旅ではこれが本命でした。
入り口から昭和の香りが漂っています。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_2131644.jpg


延命山大秘殿は内容が秘宝館的なソレなのでパブリックな観光スポットではないのですが、こちらの蒲郡ファンタジー館はというと、観光マップにもしっかり載ってるし蒲郡の観光ポスターにも使われるし観光バスも止まってるしで、現役の観光スポットです。
それでもまぁもちろん変わったところでして、なんと貝殻で海底世界を作り上げたというミュージアム。
貝殻で世界を作る、とか聞くとグロッタやヴンダーカンマーを思い出して心躍ります。
とりあえず記念撮影!背景の竜宮城は全て貝殻で覆われています。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_21312515.jpg


入り口からこの濃さ!はやる気持ちを抑えつつさっそく中へ!

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_21322644.jpg


ちょっと!これは、すごいぞ!!!

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なんなんだこの光景は!予想をはるかに超えたの密度と迫力!上から下までびっちりと貝殻で埋め尽くされています!

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_21325832.jpg


まさに夢と幻想の世界!
この海底世界を作るために館内に集められた貝殻の数はなんと5,000万個。ごせんまんこって何個だ!
ここまできっちりびっしり並べられられると執念、というか制作者の精神を疑います。怖い(笑)。
しかしこの美と醜の際どいかんじがたまらない。
一体何が制作者をそこまでさせたのか…館の方にもっといろいろ聞いたらよかったな。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_21335238.jpg


人魚や女性像なんかの手の込みようには恐れ入りました。
肌の三次元的な曲面を覆い尽くす小さな貝殻。
さらに小さな貝殻を使い、こだわりの感じられる顔と乳房。
色の違う貝殻を使って局部の毛まで表現されています。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_213402.jpg


こちらはまるでグロッタ(人口洞窟)。ウニとオウムガイで覆い尽くされたノーチラストンネル。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_21341250.jpg


メインフロアの竜宮城。岩や珊瑚、魚やエビ、どれも貝殻でできていています。
そして回る乙姫様と太郎たち。
愛知県は珍妙スポットが多くて、蒲郡以外でもこの手のものを見に行ったのですが、
だいたいみなさん回って光るのが好きなようです。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_2134354.jpg


なかなかちゃっかりした面も。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_21344173.jpg


最後に待っていたのはこれまたびっちりと貝殻で埋め尽くされた大壁画。
幅8メートル~くらいはあったんじゃないかと思います。
前面の通路が狭くてなかなか全体像が分かりづらいですが、
目の前にした瞬間に胃がギュっとなるくらいの迫力です。

蒲郡ファンタジー館(愛知県蒲郡市)_d0251867_21345974.jpg


ここで貝殻回廊は終了。その先には化石や鉱物、貝殻の標本などちょっと学術的な展示がありました。
お土産屋さんでも貝殻で作った品々が販売されていましたよ。

いやーおもしろかった。ここは本当に、心から来てよかったと思います。
B級スポットや珍スポットとして紹介されることが多い
蒲郡ファンタジー館ですが、「B級」とか「珍」とか言うのは恐れ多い。
作品を作り上げた執念は超A級。
この迫力はぜひ身をもって体感してほしいです。
蒐集・装飾魂に打ちのめされてください。


旅行日:2010年1月10日
# by haruka9blog | 2010-02-18 21:30 | フィールドワーク

弘法山金剛寺(愛知県蒲郡市)

大秘殿に続いて向かうのは、駅を降りてからずっと気になっていたこちら。

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巨大な弘法大師像がある「弘法山金剛寺」へ向かいます。
どこに居ても見えるので、弘法さんが町を見守っているような感じですね。
弘法さんに近づくべく、大秘殿と道路を挟んで反対側の山へ登って行きます。
近づいてくると、いやほんとに大きい!!
見えにくいかもしれませんが、前に立つ人と比較してみてください。

弘法山金剛寺(愛知県蒲郡市)_d0251867_21264552.jpg


顔、怖!と思ってしまったのですが、地元の方曰く、「優しい目をしてらっしゃる」そう…。
地元の方に愛されている弘法さんなんですね!
こちらは弘法さんですが、そういうお話を聞くと大仏や大観音に見守られる町もいいものだなぁ、と思いました。

弘法山金剛寺(愛知県蒲郡市)_d0251867_21272554.jpg


近くに「ラバーズヒル(恋人達の丘)」という、鐘台とハートの南京錠を掛ける柵があるデートスポットもありました。今回は先を優先して行きませんでしたが、この記事を書くにあたりいろいろ検索してみたら、そこが昔はロープウェーの駅だったみたいです。

さてさて本堂へ向かいます。
本堂へ続く階段を上がると、どこからかシャラシャラと異国の鈴の音が…。
何かと思ったら、本堂横にチベット仏教風の塔が!

弘法山金剛寺(愛知県蒲郡市)_d0251867_21273591.jpg


マニ車なんかはあってもこんな塔まであるところってそうないですよね?
しかもこの横にはまだ建設中のマニ塔もありました。
異国風情のある装飾がおもしろいです。

弘法山金剛寺(愛知県蒲郡市)_d0251867_2128126.jpg


ここから山を下りていったん駅へ。
一駅移動して次の目的地へ向かいます。

の前に、ちょっと時間があったので竹島水族館へ行ってきました。
残り少ないカメラの電池をとっておきたかったので写真はありませんが、
なぜか懐かしく感じるような水族館でした。
近隣エリアからの家族連れが多くて、小さいながらもにぎわっています。
ショーが終わってもサービス精神旺盛なアシカさんや、
いろんな場所に掲示してある飼育員さんの豆知識など、動物もスタッフさんも温かくて楽しかったですよ~。


旅行日:2010年1月10日
# by haruka9blog | 2010-02-09 21:26 | フィールドワーク


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